【カメラ初心者必見】明日から使える簡単なのに綺麗に写る構図7選!徹底解説‼︎
ミラーレスカメラを購入して、さっそく撮ってみると、イメージしてた写真と何かが違う…
何が違うのか具体的には分からないけど、写真のセンスのなさに、ちょっと嫌になったりしていませんか?
その『何か』とは、構図の違いです。
構図って言われると難しく感じるかもしれませんが、写真を綺麗に見せるには、いくつかの型があります。
写真を型に当てはめて撮るだけで、グッと見栄えの良い写真を撮ることができます。
今回の記事では、カメラ初心者さん向けに誰でも簡単に見栄えの良い写真が撮れるように紹介していきます。
この記事で覚えたことを実践するだけで、今までよりもワンランク上の写真を撮ることができます。それではいきます!
構図について
構図とは、イメージした写真を表現するために、要素を工夫して配置することです。
構図について何も知らないと・・・
カメラを購入して、さっそく意気揚々と撮影しに行って、帰宅後に写真を見たら『全然良い写真が撮れてない…』っていうことになります(私の経験談)
でも、構図=写真の型を意識して、撮影するだけで、見違えるような写真に変身するので、少しずつ写真の型を覚えていきましょう。
水平垂直を意識する
構図の中で最も大切な事は水平垂直を意識する事です。
これから、いくつか構図を紹介していくのですが、水平垂直がズレていると、それだけで写真はイマイチになります。
逆に言うと、水平垂直さえ撮れていれば、それなりの写真は撮れるようになります。
意図的に水平をわざとズラすことに関しては問題ないですが、気付かぬうちに水平がずれることはNGです!
グリットの表示方法
水平垂直に写真を撮るためには『カメラの液晶モニター(ファインダー)にグリットを表示すること』がオススメです。
ほとんどのカメラに、グリットを表示することができるのですが、今回は富士フイルムのX-S10を使ってグリットを表示させてみます。
MENU/OKボタンを押して、セットアップ(工具マーク)の表示設定を選択します
画面のカスタマイズを選択します。
フレーミングガイドにレ点をつけます。
撮影する画面に戻ります。
元々、何もなかった画面が•••
これでグリットを表示することができました。
縦と横の線を利用して、写真の傾きを撮影中に確認することができ、正しい水平垂直で写真を撮ることができます。
私もカメラを始めたての頃は、全ての写真が右下がりに傾いていましたが、グリットを使うことで、右下がりに傾く癖を治すことができました
グリットを使用しないで撮影した例
グリットを使用することで、正しい水平状態で撮影できます。
難易度が低い構図
難易度が低い構図は以下の3つです。
- 日の丸構図
- 三分割構図
- 二分割構図
日の丸構図
写真の中に丸を作るイメージで、真ん中に被写体を入れることで、インパクトのある写真を撮ることができます。
この構図は、一番最初に覚えられることが多い構図です。
ポイントは、少し横にずれたりしないで、しっかりと真ん中に入れることです。
三分割構図
三分割構図は撮影中に、もっとも意識している構図の一つです。
2本の縦線と2本の横線が交わる点に、主役を配置することで、バランスの良い写真を撮ることができます。
私の基本的な撮影は、
①グリットを見て水平垂直を確認する
②縦線と横線の交わる点に主役を置く
の2つを意識して行なっています
二分割構図
二分割構図とは、縦もしくは横にズバッと二分割にした構図です。
二分割構図の印象は、「まっとりした」「ゆったりとした」柔らかい印象になる構図です。
砂浜や海辺のシチュエーションで使いたい構図です。
難易度高い構図
続いては、難易度が高い構図で、いきなり全てを完ぺきに使いこなすのは難しいで、一つ一つ少しずつ覚えていきましょう。
- 額縁構図
- アルファベット構図
- 対角線構図
- 放射構図
額縁構図
額縁構図とは、額縁のようにして、主役に目がいくようにする構図です。
イメージとしては、写真の中に額縁を作るように主役を囲みます。
例えば、木を両サイドに2個入れて、額縁のように見せます。
アルファベット構図 S字 C字
アルファベット構図とは、曲線を入れることで柔らかい印象になる構図です。
よく使われるのが、川や道路がS字になっているシーンです。
料理のテーブルフォトでは、お皿を写真からはみ出すように寄って撮影することで、アルファベット構図を作ることができます。
対角線構図
対角線構図は斜めで作った構図です。
インパクトのある写真を撮ることができます。
放射構図
放射構図は奥行きや広さを出したい時に使う構図です。
いわゆる「抜け感」「空気感」を出すのが得意な構図で、写真に深みを出すことができます。
放射構図の注意点は、望遠レンズを使って背景をボカしすぎると、放射構図が作りづらくなるので、少しF値を絞って(大きくして)撮影するのがポイントです。
まとめ
今回の記事では、構図について紹介しました。
構図=写真の型として考えて、写真を型に当てはめて撮るだけで、グッと見栄えの良い写真を撮ることができます。
いろんな写真の型を覚えても水平垂直が取れてない写真は見栄えがよくありません。
なので、まずはカメラの液晶モニター(ファインダー)にグリットを表示させて、写真の傾きを無くしましょう。
今回紹介した構図(写真の型)は以下の7つです。
いきなり全ての構図を使いこなすのは難しいので、『今日は〇〇構図を意識しよう!』とテーマを決めて撮影してください。
そうすることによって、今まで意識してこなかった被写体を見つけることができたり、写真の表現の幅を広げることができるので、オススメの練習方法です!
構図を覚えるとことで、写真がさらに楽しくなりますよ!
以上、今回は構図について解説しました。最後まで読んでいただきありがとうございました!