【初心者さん向け】カメラの始め方を徹底解説!カメラ選び〜カメラの買い方まで
はじめまして。カルビーと申します!
今回の記事では「カメラの始め方」を分かりやすく紹介しています。
カメラを趣味にして10年以上、今までに購入したカメラ・レンズは20台以上。カメラを始めて本当によかったと思っています。
カメラを始める前の当時の私は、オンラインゲームを一日中プレイして過ごしていた超インドア派でしたが、
カメラと出会ってからは一人旅をしたり、景色や風景を撮影に行く機会が増え、アクティブに行動するようになりました。
それから十数年経過し、現在は結婚して子どもができ、息子の成長記録や家族の何気ない日常を写真に撮って楽しんでいます。
- 外に出かけることが楽しくなる
- 旅行やお出かけが増える
- 家族の思い出が増える
- 思い出に残る写真が撮れる
- 家族からも支持を得ることができる→カメラを買っても怒られない
- 一生ものの趣味になる
この記事では、カメラ初心者さんに分かりやすい言葉でカメラの始め方を解説していきます。
- カメラはいくらぐらいの予算が必要?
- おすすめのカメラメーカーは?
- 撮影する前に必要なカメラアイテムって何?
- どこでカメラを買ったら良いの?
このような疑問も、全部このサイトで解決できます。機械や電化製品に対して苦手意識がある人も安心してください。
カメラってどんな種類がある?
ミラーレス?一眼レフ?デジタル一眼カメラって何?という方のために、図解を使って紹介しています。
デジタルカメラとフィルムカメラの違い
デジタルカメラとは、レンズを通して入ってきた光を電気的なデジタルな信号に変換して写真を記録しています。スマホカメラもデジタルカメラの一つです。
一方で、「写るんです」のようなフィルムカメラは、レンズを通して入ってきた光を化学の反応を使ってフィルムに映像を記録しています。
コンパクトデジタルカメラとデジタル一眼カメラの違いは、レンズ交換できるかどうか
デジタルカメラの中には、コンパクトデジタルカメラ(一般的に言う「デジカメ」)とデジタル一眼カメラがあります。
コンパクトデジタルカメラとデジタル一眼カメラの大きな違いはレンズ交換が可能かどうかです。
コンパクトデジタルカメラはレンズが固定されているので、レンズ交換はできません。その一方でデジタル一眼レフカメラは、撮りたい物や状況に応じてレンズを交換することができます。
カメラを始めたい人は『ミラーレスタイプ』がオススメ
デジタル一眼カメラには、「一眼レフタイプ」と「ミラーレスタイプ」の2種類あります。
「ミラーレスタイプ」最大のメリットは、鏡を省くことによるカメラの軽量・コンパクト化です。
2022年時点で、デジタル一眼カメラの主流は「ミラーレスタイプ」なので、今からカメラを始めるなら『ミラーレスカメラ』がおすすめです!
カメラの選び方
ミラーレスカメラの選び方について解説します。
画質に大きな影響を与える『イメージセンサーの大きさ』
カメラのセンサーは、写真の写りに大きな影響を与え、とても重要です。
逆にセンサーサイズが大きくなるデメリットは、カメラとレンズが大きく重たくなり、価格も高くなります。
カメラ初心者さんは「APS-Cサイズ」がおすすめ
カメラのイメージセンサーには、センサーの大きさによって名前が付けられています(フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズなど)
- マイクロフォーサーズ(カメラ初心者〜ハイアマチュア)
- APS-C(カメラ初心者〜ハイアマチュア)
- フルサイズ(ハイアマチュア〜プロカメラマン)
カメラのセンサーの大きさは、スマホカメラのセンサー<<マイクロフォーサーズ<APS-C<フルサイズの順に大きくなります。
カメラ初心者さんは、APS-Cサイズのミラーレスカメラを選ぶことをオススメします。理由は、写真の写りと価格とカメラの大きさのバランスが丁度良いからです。
スマホの写真より遥かにノイズが抑えられ、背景ボケが作ることができ、持ち運びしやすいカメラの大きさ、価格は高いですが頑張れば購入できる金額なのが「APS-Cサイズ」です!
もし、プロカメラマンを本気で目指すならフルサイズがおすすめです。カメラは大きく重たいですが、多くのプロカメラマンはフルサイズカメラを使用しているので、フルサイズカメラを購入してください。
メーカー | センサーサイズ | センサーサイズ |
ニコン | フルサイズ | APS-C |
キヤノン | フルサイズ | APS-C |
ソニー | フルサイズ | APS-C |
オリンパス | マイクロフォーサーズ | – |
パナソニック | フルサイズ | マイクロフォーサーズ |
富士フイルム | APS-C | – |
オススメのカメラメーカーはFUJIFILM(富士フイルム)
もともと富士フイルムはカメラのフィルムを製造している会社だけあって、写真の色味へのこだわりが強く、富士フイルムのミラーレスカメラで撮った写真は人物や空の色を綺麗に写すことができます。
富士フイルムのカメラは、フィルムカメラのようなクラシカルな雰囲気のあるデザインです。
そして、富士フイルムのミラーレスカメラはAPS-C規格という大きなセンサーを採用しているので明暗の差があるシーンでも使えたり、ボケ感のある写真を簡単に撮ることができるといった恩恵を受けつつ、フルサイズカメラほどの大きさにはならない丁度いい大きさのカメラに仕上がっています。
富士フイルムのミラーレスは、カメラとレンズを合わせて10万円以下で買えるものが残念ながら現状ではないので、全員にオススメできるカメラではないですが、富士フイルムのカメラで撮った写真は最高なので、ぜひ一度は味わってほしいカメラメーカーです。
富士フイルムのミラーレスカメラを購入する予算の目安は15〜20万円
- 人物を綺麗に撮りたい
- 背景をボカした写真が撮りたい
- カメラをオート任せではなく、自分で操作してみたい
- 昔のフィルムカメラっぽいデザインが好み
もしこのような希望があるなら、カメラの質感や操作性が高く、色にこだわりをもった『富士フィルム』がおすすめです。
富士フィルム以外のメーカーなら、10万円以内で購入することができる入門機もあるのですが、もし本格的にカメラを趣味にしようとしているなら、もう少し頑張って予算をあげて、富士フイルムのカメラをカメラを買った方が満足度が高いです。
続いて、富士フイルムのおすすめカメラを紹介します。
富士フイルムのオススメモデルはFUJIFILM X-S10
- マイクロフォーサーズよりも大きなセンサーAPS-Cを採用している
- 手ブレ補正機能付き
- 掴みやすい大きなグリップ
- 自分好みに調整できるカスタマイズ性の高いボタン
- 写真の色味を変える人気機能「フィルムシミュレーション」
マイクロフォーサーズよりも大きなセンサーAPS-Cを採用している
手ブレ補正機能付き
夕方や室内などの手ブレを起こしやすい状況でも、安心して撮影することができます。動画撮影時にも手ブレ補正は使用できるので、動画を撮ることが多い人やユーチューバーの方にもオススメのカメラです。
掴みやすい大きなグリップ
グリップが小さいと滑って落としてしまうリスクがあるので、グリップが深くて大きいので、しっかり掴むことができます。
自分好みに調整できるカスタマイズ性の高いボタン
たくさんのボタンが用意されていて、自分好みのよく使う機能をボタンに割り当てることができます。
写真の色味を変える人気機能「フィルムシミュレーション」
富士フイルムのミラーレスカメラの人気機能が『フィルムシミュレーション』。フィルムを替えるように様々な色味に変更することができます。
FUJIFILM X-S10を買うなら、ダブルズームレンズキットがおすすめ
FUJIFILM X-S10は、2022年現在で3種類販売されています。
- X-S10カメラ本体のみ
- X-S10 ダブルズームレンズキット
(セット内容•••X-S10カメラ本体、XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ、XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II) - X-S10 XF18-55mmレンズキット
(セット内容•••X-S10カメラ本体、XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
この中で、初心者さんにおすすめなのは、X-S10 ダブルズームレンズキットです。
ダブルズームキットとは、カメラ本体と標準ズームレンズと望遠ズームレンズの2本が入ったセット商品です。
X-S10の他にも富士フイルムのカメラが気になる方は【2023年度版】富士フイルムの人気ミラーレスカメラ徹底比較!!おすすめモデル5選を見てください。
カメラレンズの選び方
交換レンズはカメラボディに合ったものを選ぶ
富士フイルムのミラーレスカメラと組み合わせる交換レンズは、「Xマウント対応」のものから選びましょう。
カメラ本体とレンズを装着部には、「◯◯マウント」と名前が付けられています。
富士フイルムの純正レンズなら、名前の始まりに「XF」「XC」と表記されています。また、富士フイルム以外のメーカーも富士フィルムのカメラに合ったカメラレンズを販売しており、レンズの説明に「富士フイルムXマウント用」と記載されています。
【価格.com】Xマウントに対応した交換レンズを一覧で確認することができます。
カメラレンズの表記の見方
例えば「XF 16mm F2.8 R WR」(35mm換算値24mm)というレンズの説明をします。
- XF:富士フイルムのレンズ
- 16mm:焦点距離
- F2:解放絞り値2
- WR:防塵防滴機能付きを示しています。
この中で、特に重要なのが焦点距離と解放F値です。
「開放絞り値」とは、この値が小さいほど明るく、ボケが出しやすくなります。
「焦点距離」とは画角(写る範囲)を表します。注意点として、イメージセンサーの大きさによって、焦点距離が同じであっても写る範囲が変わってきてしまいます。
そのため、共通の数値として表すために「35mm換算値」というものを使っています。
ボケ感の大きさも、同じ「開放F値」であっても、センサーサイズの違いによって変わってきます。マイクロフォーサーズ<APSC<フルサイズの順でボケ感は大きくなります。
おすすめの富士フイルム交換レンズ
今回は富士フイルムの交換レンズの中からオススメモデルを紹介します。実際に所有しているレンズなので、作例紹介付きです。
①XF23mm F2 R WR
XF23mm F2 R WRは使いやすい画角のコンパクトレンズです。
- 防塵防滴性能
- 軽量コンパクト 180g
- 焦点距離が35mm換算値35mmなので、ちょうど良い画角
少し離れた(2〜3m)ところから、人物撮影で背景をボカすことは難しいですが、F値が小さいので近くに寄ることで、背景ボケを作ることできます。
このレンズが気になる方は、【購入レビュー】XF23mm F2 R WRは軽量コンパクトで旅行から人物撮影まで対応する万能レンズを参考にしてください。
②XF35mm F1.4R
- F値1.4なので、人物撮影で背景を簡単にぼかすことができる
- 画角が35mm換算値52.5mm
景色を全て写すことはできませんが、景色の一部を切り取るイメージで使うレンズ - 富士フイルムユーザーからは「神レンズ」と呼ばれている
23mmではボケ感が物足りない人にとっては、焦点距離が35mmあるとボケ感を作りやすくなります。
良い点やイマイチな点が気になる方は、富士フイルムユーザーが称賛する『XF35mm F1.4 R 』9年間愛用し続ける4つの理由【作例つき】を見てください。
③XF35mm F2 R WR
- 画角が35mm換算値52.5mm
- 防塵防滴機能付き
- レンズの重さは170g
- F値2なので、明るく使いやすい
この高性能が5万円以内で購入できるのはコスパ抜群です。
キットレンズの次に購入すべきレンズ【XF35mm F2 R WR】購入レビューの記事に多くの作例を掲載しています。
カメラアクセサリーで必要なもの
- SDカード
- レンズ保護フィルター
- カメラの液晶保護フィルム
- クリーニング用品
レンズ保護フィルターは2,000円前後、液晶保護フィルムは1,000円はカメラを守る保険の意味合いがあります。私もカメラを購入した時には、必ず一緒に購入するようにしています。
必要なカメラアクセサリーの合計購入金額の目安は8,000円前後を目安にしてください。
- 予備バッテリー
- 外付けHDD,SSD
- 防湿庫
- 三脚
予備バッテリーは、朝から晩まで一日撮影するなら必須ですが、半日程度なら1つのバッテリーで持つので、予備はなくても大丈夫です。
SDカードの容量がいっぱいになると、外付けHDD,SSDに移しています。もしパソコンの容量が大きければ問題ないですが、パソコンの容量が少ない方は外付けHDDがオススメです。
風通しの良い部屋でカメラを保管するなら問題ないですが、湿度が高い部屋なら防湿庫はあった方が良いです。
こちらの簡易的な防湿庫を実際に使っていますが、値段が安く、今までカメラが故障したことがないのでオススメです。
三脚は、星空の撮影や夜景撮影の予定があるならカメラと同時購入すべきですが、基本的にはカメラをしばらく使ってから必要に応じて追加購入でいいかなと思います。
子供撮影やスナップ撮影がメインの撮影環境では、三脚を使うのは年に1.2回です。
カメラの買い方
家電量販では富士フイルムのカメラの取扱いがなかったり、ネットショップよりも数万円高い価格で販売されていることがあります。
カメラを購入するなら、ネットショップがおすすめです。
- カメラのキタムラ
- 楽天市場
- ヤフーショッピング
- マップカメラ
- 三星カメラ
メルカリなどのフリマショップで、未使用のモデルが販売されていますが、故障時に保証が使えない可能性や購入トラブルを避けるために、お店(ネットショップ)での購入をおすすめします。