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α7C IIレビュー!コンパクトで高性能な新世代モデルを徹底解説【作例紹介付き】

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初代α7C発売から3年経過して、待望の後継機α7CⅡが発売されました。

  • フルサイズセンサーのカメラで撮影したい
  • 一日中持っていても疲れないコンパクトなカメラが欲しい
  • 歩きながら動画撮影するときに手ブレを抑えたい

このような理由から、SONY α7C IIを購入しました。

結果として、大満足です。軽量・高画質・ピント合わせも高性能。

実際に使ってみて感じたα7CⅡのメリット・デメリットは以下の通りです。

α7CⅡのメリット
α7CⅡのデメリット
  • カメラのサイズが小さい
  • 動画撮影中も狙ったところにピントが合わせやすい
  • 動画撮影を長く回せる
  • クリエイティブルックが楽しい
  • α7CⅡに対応するレンズが大きい
  • 大きなレンズだと持ちづらい
  • 液晶画面が荒い
  • SDカードが1枚しか入らない

本記事では、より詳しく解説していきます。

今回掲載している写真は全て加工なし(JPEG撮って出し)で撮っているので、ぜひ参考にご覧ください。

運営者<br>カルビー
運営者
カルビー

富士フイルムのミラーレスカメラとα7CⅡとの違いについても紹介しています。(富士フイルム愛用歴10年)

SONY α7C IIの概要

α7C II は、ソニーが2023年10月に発売した、有効約3300万画素のフルサイズセンサーを搭載したコンパクトなフルサイズミラーレスカメラ。

フルサイズセンサーを搭載しながらも、軽量で持ち運びやすいコンパクトなサイズ感が特徴。

まず、手にとってみた第一印象は、フルサイズミラーレスカメラとは思えない小ささ。

カメラのサイズが小さいと操作性が悪いと思われる方もいるかもしれませんが、

コンパクトながら多くのボタンとダイヤルが適切に配置され、非常に使いやすいカメラです。

従来のα7Cのコンセプトを受け継ぎながら、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを搭載することで、高画質と高速処理を実現しています。

また、リアルタイム瞳AFや4K 60p動画撮影など、簡単にキレイな動画を撮ることができます。

運営者<br>カルビー
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SONY α7CIIは、スマホの画質に物足りなく感じているカメラ初心者さんにおすすめの一台。

α7C IIの外観と機能について

外観は前モデルのα7Cとほぼ同じコンパクトサイズを継承。

重量もわずか約514gと軽量。

運営者<br>カルビー
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α7C IIなら、一日中持ち運んでいても、全然疲れません。

ボディの質感は、マグネシウム製の合金なので頑丈さも充分です。

最新世代の画像処理エンジン「BIONZ XR」で、動画や連写撮影を快適におこなえます。

7.0段の光学式ボディ内手ブレ補正によって、暗いシーンでも手ブレを起こさずに撮影することができます。

高感度に強いフルサイズセンサーと手ぶれ補正によって夜間の撮影に心強いカメラとなっています。

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α7CIIは、防塵・防滴に配慮した設計なので、突然の雨なども安心して撮影することができます。

α7CIIに搭載されているバッテリーは、NP-FZ100です。

撮影可能枚数は約530枚撮影することができます。

奈良県に旅行に行って、朝から夕方まで撮影していましたが、バッテリー残量は約20%でした。

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写真撮影や動画撮影をする分には十分なバッテリー容量ですが、カメラの設定(メニュー)を触っていると、バッテリーの減りが早い印象です。

液晶モニターはバリアングルモニターを搭載しているので、自撮り撮影やローアングル撮影も快適です。

好みの色味に仕上げることができる「クリエイティブルック」を搭載。

Photoshopなどの画像編集ソフトを使わなくても気軽に色味の調整ができるので便利。

α7C IIはコンパクトなボディながら、自分の多用する機能をボタンに割り当てることができるので、操作性に全く不満はありません。

α7CⅡのスペック紹介

撮影素子35mmフルサイズセンサー
カメラ有効画素数約3,300万画素
ファインダー0.39型/約236万ドット
液晶画面3.0型/約104万ドット
認識対象 (静止画時)人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機
シャッター速度範囲メカシャッター: 1/4000-30秒
電子シャッター: 1/8000-30 秒
ボディ内手ぶれ補正7.0段 
連続撮影速度 最高約10コマ/秒
静止画撮影可能枚数 約530枚
Wi-Fi機能
Bluetooth搭載
重さ514g
大きさ約124.0 x 71.1 x 63.4 mm

α7C IIとα7IVとの違いは?

α7CⅡ
α7Ⅳ
  • 箱型のデザイン
  • 重さは514g
  • コンパクトなレンズが似合う
  • ファインダーは0.39型約236万画素
  • 手ぶれ補正は7.0段分
  • AIプロセッシングユニット搭載
  • シングルスロット
  • メカシャッターは1/4000秒
  • 一眼レフ風のデザイン
  • 重さは658g
  • 大きなレンズも持ちやすい
  • ファインダーは0.5型約368万画素
  • 手ぶれ補正は約5.5段分
  • AIプロセッシングユニット非搭載
  • ダブルスロット
  • メカシャッター1/8000秒

私自身、コンパクトな箱型のカメラが好きなので、α7CⅡを選びました。

カメラ初心者さんには、AIプロセッシングユニットが搭載されているα7CⅡをおすすめします。

α7C IIのメリット

実際にα7CⅡを使ってみて感じたメリットは4つ。

  • カメラのサイズが小さい
  • 動画撮影中も狙ったところにピントが合う
  • 動画撮影を長く回せる
  • クリエイティブルックが楽しい

カメラのサイズが小さい

α7CⅡのカメラの重さは約514g。500mlのペットボトル1本分です。

ペンタ部(出っ張り)がなくスッキリしているので、カバンに入れて持ち歩きやすい。

箱型のカメラで非常にコンパクトなので、フルサイズカメラなのに一日中使っていても疲れることは全くありません。

動画撮影中も狙ったところにピントが合う

α7CⅡは、動画撮影中のピント合わせの精度がとても高いです。

『AIプロセッシングユニット』と呼ばれるAI処理によって骨格や姿勢などから正確に人物と認識できるようになりました。

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不規則な動きをする子どもに対しても常にピントを合わせ続けるので本当に感動です。

富士フイルムのカメラだと動画を撮っていると、子どもにピントが合わず、遠くの景色にピントが抜けてしまうことがあったので、α7CⅡの動画性能の高さに感動です。

動画撮影を長く回せる

α7CⅡで動画を長時間の撮影をしてみたのですが、20分以上撮り続けることができました。

コンパクトなカメラだと10分程度で熱を持ち始め、いつ熱停止するのかドキドキしながら撮影をしていたのですが、

α7CⅡなら幼稚園の行事などの長い時間の動画撮影も安心です。

クリエイティブルックが楽しい

コントラストを強めたり、メリハリのある写真にしたり、フェードをかけることで、エモい写真にしたりできます。

他メーカーのカメラと比べると、カメラの設定だけでしっかりフェードをかけることができるのでフィルム風の写真を撮りやすいです。

α7C IIのデメリット

α7CⅡを使っていて、大きなデメリットに感じることはほとんどないのですが、強いて挙げると

  • α7CⅡ(フルサイズ)に対応するレンズが大きい
  • α7CⅡはコンパクトすぎて、大きなレンズの装着には不向き
  • 液晶画面の画素数が物足りない
  • SDカードが1枚しか入らない(シングルスロット)

α7CⅡ(フルサイズ)に対応するレンズが大きい

α7CⅡは、フルサイズセンサーのミラーレスカメラです。

そのため、α7CⅡに対応するレンズは、F値が小さかったり(明るい)やズームができる場合、どうしてもサイズが大きくなってしまいます。

せっかくのコンパクトなカメラボディなのにレンズが大きくなってしまうのが少し残念なポイントと感じています。

評判の良い「軽量な標準ズームレンズ」と言われているものでも、どれも500gは超えてしまいます。

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カルビー

400g台で、そこそこ写るF値の明るい標準ズームレンズが出てくれたらと思っています。

もし、携帯性を重視したいなら、SONY純正の単焦点レンズを選択するのがおすすめです。

  • FE 24mm F2.8 G
  • FE 40mm F2.5 G
  • FE 50mm F2.5 G

上記のすべてのレンズは、200g以下のコンパクトな軽量なレンズなのでα7CⅡとの組み合わせにピッタリです。

α7CⅡはコンパクトすぎて、大きなレンズの装着には不向き

そもそもコンパクトなα7CⅡに大きなレンズを付けることを想定して買う方は少ないかもしれませんが…、

α7CⅡに大きなレンズを装着して長時間使うのは少し厳しいと感じました。

運営者<br>カルビー
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実際に持ってみると、タムロン 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD(575g)がギリギリ許容範囲内という感じ

そのため、もし望遠ズームレンズなど大きいレンズを使う予定があるなら価格帯の似ているα7Ⅳをおすすめします。

すでにα7CⅡを購入しているけど、大きなレンズを装着したいなら、ホールド感を高める効果のあるグリップエクステンションを検討してみてはいかがでしょうか?

液晶画面の画素数が物足りない

α7CⅡの液晶画面は、約104万画素で物足りなさを感じます。(同価格帯のFUJIFILM X-T5の液晶画面は約184万画素)

液晶画面ではピントが合っているかも拡大しないと分かりづらく、スマホやパソコンにデータを見て、はじめて画質の良さが伝わってきます。

運営者<br>カルビー
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α7CⅡは、フルサイズセンサー・優秀なAFのミラーレスカメラが20万円台で買えることを考えると、液晶画面の画素数の少なさはトレードオフと考えて納得しています(笑)

SDカードが1枚しか入らない(シングルスロット)

α7CⅡの記録メディアスロットは1枚のSDカードです。

大事なイベントのときにはバックアップ用として2つのメディアで記録(ダブルスロット)できると安心なので、できればα7CⅡもダブルスロットがよかったです。

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α7CⅡを3ヶ月間使ってきて、一度もデータが飛んだことはありませんが、仕事など絶対にデータを無くせない方は、ダブルスロットのα7Ⅳをおすすめします。

富士フイルムのミラーレス機とα7CⅡで迷われている方へ

価格帯が似ているX-T5などの富士フイルムのミラーレスカメラと迷われている方もいるのではないでしょうか?

そんな方に向けて、富士フイルムのミラーレスカメラを愛用してきた経験から、どんな人にどちらがおすすめなのか紹介していきます。

動画を撮影する予定があるならα7CⅡがおすすめ

動画性能で選ぶなら、絶対にα7CⅡをおすすめします。

α7CⅡの方が手ブレ補正の効果とピント合わせの性能が格段に優れています。

富士フイルムのミラーレスカメラでは、歩きながらの動画撮影は縦揺れの影響が出やすい特徴がありますが、α7CⅡならブレが無くなるわけではありませんが、かなり軽減させることができます。

また、動画でのピント合わせ性能も確実で突然ピントが外れてしまうこともないので、以前よりも動画での記録が増えました。

ノイズ感のあるザラザラした写真を撮りたいなら富士フイルムのミラーレス機がおすすめ

フィルムカメラで撮影したようなノイズ感(ザラザラ)を撮りたいのなら、富士フイルムのミラーレスカメラ一択です。

ETERNA ブリーチバイパス(カスタム)作例

富士フイルムのミラーレスカメラにはグレイン・エフェクトと呼ばれる粒状のザラザラ感を加えてフィルム調の写真を撮ることができます。

淡い色褪せた感のある写真が撮れるのはα7CⅡ

α7CⅡにはザラザラしたノイズ感を出すことはできませんが、淡い色褪せた風の写真(フェード機能)を撮ることが得意です。

運営者<br>カルビー
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カメラ内のフェード機能の調整が簡単なので、パソコンやスマホを使わずに画像編集をカメラだけで完結できます。

作例紹介

まとめ

本記事では「α7C IIレビュー!コンパクトで高性能な新世代モデルを徹底解説」について書きました。

α7C IIは、旅行などで荷物を軽くしたい時からスポーツ撮影まで基本的にどんなシーンでも使うことができます。

メリット
デメリット
  • カメラのサイズが小さい
  • 動画撮影中も狙ったところにピントが合わせやすい
  • 動画撮影を長く回せる
  • クリエイティブルックが楽しい
  • α7CⅡ(フルサイズ)に対応するレンズが大きい
  • α7CⅡはコンパクトすぎて、大きなレンズの装着には不向き
  • 液晶画面の画素数が物足りない
  • SDカードが1枚しか入らない(シングルスロット)

このようなデメリットもありますが、フルサイズセンサー・高画質・AF性能の高さで20万円台で購入できるのはコスパ抜群。

一部、在庫切れを起こしている店舗があり、欲しいときに買えなくなってしまう可能性があるので、検討されている方は早めの購入がおすすめです。

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ブログ運営者:カルビー
ブログ運営者:カルビー
カメラが大好きな一児の父です。 カメラが趣味になって10年以上、今までに100万円以上はカメラに費やしてきました。 その経験を活かしつつ、ブログを書いていきます。
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