【初心者向け】室内で撮った写真ブレ連発!?子供を綺麗に撮る方法とカメラの設定徹底解説!!
カメラを使って室内で撮った写真がブレてしまい、結局スマホを使っている方いませんか?
オートモードで撮影しているのに、ブレてしまうってことは、カメラが悪いのかな?って思ってしまいますよね。
ブレの原因ってカメラが悪いんじゃなくて、カメラの性能を引き出せてないだけかもしれません。
今回の記事を読むことで、ブレのないピントの合った写真をバッチリ撮ることができるようになります。
ぜひ参考にしてみてください!
ブレた写真の原因は手ブレか被写体ブレ
- 手ブレを起こしている
- 被写体(子供や彼女など)ブレを起こしている
このどちらか、もしくは両方が原因となっています。
①手ブレが発生している
手ブレが発生する原因は、シャッタースピードが長いため。
暗い室内では、シャッタースピードが長くなってしまうので、その間に手ブレを起こしてしまいます。
APS-Cセンサーや35mm換算って何!?となる人は、こちらの記事『【初心者さん向け】カメラの始め方を徹底解説!カメラ選び〜カメラの買い方まで』を参考にして下さい。
シャッタースピードの目安は1/焦点距離(秒)以上にすることは、カメラ撮影の超基本であり、重要なので、絶対に覚えておいて下さい。
②被写体ブレを起こしている
室内の料理や花を撮った写真はブレていないのに、人物を撮るとブレが発生するなら、被写体ブレが原因です。
ブレを抑えるためには?
写真のブレを抑える方法は2つです。
- 手ブレ補正を使用する
- シャッタースピードを短くする
手ブレ補正を使う
手ブレ補正機能を使うことで、手ブレを抑えることができます。
手ブレ補正機能は、カメラ本体側とレンズ側で補正する 2種類あります。
ですが、富士フイルムのミラーレスカメラは、高感度にしてもノイズが出づらいので、それほど手ブレ補正の恩恵を受けることは少ないです。
むしろ、手ブレ補正機能の恩恵を受けるのは、写真撮影ではなく動画撮影の時です。
動画撮影の機会が多い方は、FUJIFILM X-S10がオススメなので、こちらの記事「ボディ内手ブレ補正!可動式のモニター!軽量コンパクト!機能性バツグンのミラーレスカメラ『富士フイルム X-S10』のフジ歴9年のユーザーが感じる欠点とは・・・」を読んでみてください。
シャッタースピードを短くする
手ブレ,被写体ブレを抑えるには、シャッタースピードを短くすることです。
シャッタースピードを短くする方法は以下の2点。
- 絞りを開ける(F値を最小にする)
- ISO感度を上げる
絞りを開ける(F値を最小にする)
絞りとは光を取り込む量を調節する部品です。
絞りを開ける方法は、レンズの絞りリングを一番小さい数値に合わせる、もしくは絞りリングがなければフロントダイヤルを回してF値を最小にしてください。
ISO感度を上げる
ISO感度とは光の感じるレベルのことです。
ISO感度の設定方法は「メニュー→撮影設定→感度」から変更することができます。
ISO感度を3200もしくは6400に設定する。
カスタム設定を使うことで、操作回数を減らすことができるので、こちらの記事「富士フイルムX-E4 おすすめカスタム設定【カメラ初心者向け】」を参考にしてみてください。
ISOオートを低速を変える
ISO感度の設定方法は「メニュー→撮影設定→感度→オート」から変更することができます。
ISO感度をオートにしている場合で、ブレを起こしているなら、ISO感度のオート上限を6400まで上げてください。
また、ISO感度のオートには、低速シャッター下限があるので、設定を『1/250秒』に変更してください。
ブレを抑えることできるオススメレンズ
もし、今までの設定をしてもブレが無くならない場合は、開放F値の小さいレンズの購入がオススメです。
特にキットレンズのXC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZを使っている方は、室内の明るさによって、ブレが抑えられなかったり、暗くなってしまうかもしれません。
その時には、ISO感度のオートを12800に変更してみてください。
そこで、今回は2本のレンズを紹介します。
- XF23mm F1.4 R LM WR
- XF23mm F2 R WR
この2本のレンズは35mm換算値35mmで使いやすい画角です。
開放F値はどちらも明るいレンズなので、シャッタースピードを短くできるので、ブレを無くせます。
XF23mm F1.4 R LM WRは販売価格11万円、XF23mm F2 R WRは販売価格5万円弱と価格差は大きいので、予算に合わせて検討してみてください。
両レンズの違いについては、【購入レビュー】XF23mm F1.4 R LMは使いやすい画角で抜群の描写性能の神レンズと【購入レビュー】XF23mm F2 R WRは軽量コンパクトで旅行から人物撮影まで対応する万能レンズの記事を参考にしてみて下さい。
まとめ
室内でブレが発生する原因は、
- 手ブレを起こしている
- 被写体(人や動物など)ブレを起こしている
のどちらか、もしくは両方が原因です。
シャッタースピードの目安は1/焦点距離(秒)以上にすることは、カメラ撮影の超基本であり、重要なので、絶対に覚えておいた方が良いことです。
手ぶれ補正は手ブレを抑えることはできても、被写体ブレはおさえることはできません。
シャッタースピードの目安は室内の人物の動きなら1/125もしくは1/250秒以上がおすすめです。
手ブレ、被写体ブレを抑えるには、シャッタースピードを短くすることが必須です。
- 絞りを開ける(F値を最小にする)
- ISO感度を上げる 3200もしくは6400
- ISO感度の低速下限を1/125秒もしくは1/250秒にする
それでもブレを抑えられない場合には、開放F値の明るいレンズを検討したり、 ISO感度を12800に変更してみてください。
以上が室内で人物を撮るときのブレを抑える方法についての解説です。
今回の記事では、富士フイルムのX-E4を使って解説しました。
もし、x-e4について気になる方がいれば、こちらの記事「【購入レビュー作例付き】軽量コンパクトな『FUJIFILM X-E4』毎日持ち歩きたくなる4つの理由」を読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!