富士フイルムX-E4 おすすめカスタム設定【カメラ初心者向け】
今回は富士フイルムX-E4のファンクション(Fn)設定について解説します。
X-E4はボタンが少ないために、初期設定のままだと操作しづらく、自分に合った機能をボタンに割り当てることが必要です。
説明書を読んだり、分からない言葉を調べることが好きな人なら問題ないですが、
はじめてカメラを使う人にとっては、どんな設定が自分に合っているのか分からずに、悩んでしまうかもしれません。
そこで、今回はカメラ初心者である妻用に向けて作った設定を紹介します。
カメラを始めた人が『富士フイルムのカメラが好きになること』を目的に考えた設定となっています。
もう少し具体的に言うと、
- 子ども(人物撮影)にピントを合わせやすい。
- 写真の色味や明るさを簡単に変えれる。
- カメラの基礎知識が身につく。
上記のことを意識したカスタム設定がこちら↓
ボタン | 撮影メニュー |
Qボタン | クイックメニュー |
Fn | REC 動画レリーズ |
T-Fn1 | フォーカスモード |
T-Fn2 | フィルムシミュレーション |
T-Fn3 | フィルムシミュレーション |
T-Fn4 | 顔検出 ON/OFF |
AELAFL | 感度 |
初心者用のカスタム設定なので、マニュアルレンズ等を使った上級者向けのカスタム設定ではないので、ご理解ください。
また、X-E4のクイック設定について、どうしたら良いのか悩んでいる方は、『富士フイルムX-E4 おすすめカスタム設定【カメラ初心者向け】クイックメニュー編』を参考にしてください。
それでは、X-E4のおすすめファンクション(Fn)設定を紹介していきます。
カスタム設定をX-E4が必要な理由
X-E4は、今までのX-Eシリーズよりもボタン類を減らしています。
理由は『ボタンを押したことに気づかず、設定が変わっていた』ことを無くすためです。
間違えてボタンを押すぐらいなら、ボタンを無くしてしまおう!というのが、富士フイルムの考えです。
その分、残っているボタンには、ユーザー自身が選んだ機能を使えるように、カスタマイズ性が高くなっています。
カスタムの自由度の高さから、ボタンが少ないことに対する不便さは全く感じたことはありません。
タッチファンクションを「ON」にする
操作ボタン・ダイヤル設定のタッチパネル設定を選択します。
タッチファンクションを選択します。
初期設定時はタッチファンクションが「OFF」になっているので、「ON」に切り替えます。
「ON」に変更することで、モニターのファンクション(Fn)機能のフリック機能が使えるようになります。
ファンクション(Fn)設定のカスタマイズ
ファンクション(Fn)設定には3つのボタンとモニターを上下左右の4方向にフリックする、計7種類の機能を割り当てることができます。
シャッターボタンの右側にFnボタン。
露出補正ダイヤルの左側にQボタン。PLAY(再生)ボタンの右にAELAFLボタン。
それでは、細かく設定していきましょう。
ファンクション(Fn)設定の呼び出しはDISP/BACKを長押し
ファンクション設定(Fn)設定は、電源をつけた状態で、DISP/BACK(表示/戻る)ボタンを長押しすることで簡単に呼び出すことができます。
Qボタンには、Q(クイックメニュー)
Qボタンは、初期設定時のままQ(クイックメニュー)を割り当てます。
クイックメニューのおすすめカスタム設定は、「富士フイルムX-E4 おすすめカスタム設定【カメラ初心者向け】クイックメニュー編」の記事を参考にしてください。
Fnボタンには、RECモード(動画レリーズ)
FnボタンにはREC(動画レリーズ)モードを割り当てます。
REC(動画レリーズ)モードとは、複数の操作を行わずに、瞬時に動画撮影が行える機能です。
子どもを写真撮影をしていると、動画で撮りたいタイミングって急に現れますよね。
そのチャンスを逃さないためには、REC(動画レリーズ)モードは非常に役立ちます。シャッターボタンの横にあるFnボタンに設定することで、ファインダーを覗きながら押すことができます。
T-Fn1(上フリック)には、フォーカスモード
フォーカスモードとは、ピント合わせの方法を選ぶモードです。
- 動きのない被写体を撮影するシングルオートフォーカス(AF-S)
- 動きのある被写体を撮影するコンティニュアスオートフォーカス(AF-C)
- 手動でピントを合わせるマニュアルフォーカス(MF)
基本的には、シングルオートフォーカス(AF-S)で設定して、
公園などで遊ぶ姿を撮る時にコンティニュアスオートフォーカス(AF-C)に使い分けています。
T-Fn2,3(左右フリック)には、フィルムシミュレーション
T-Fn2,3(左右フリック)には、フィルムシミュレーションを割り当てます。
本来ならT-Fn2とT-Fn3は別々の機能を割り当てますが、あえて同じ機能を割り当てました。
富士フイルムのカメラの良さは、フィルムシミュレーションモードにあるので、積極的に使ってほしい機能です。
T-Fn4(下フリック)には、顔検出 ON/OFF
T-Fn4(下フリック)には、顔検出 ON/OFF割り当てます。
顔検出とは、撮影時にカメラが自動で顔を認識して、ピント合わせを行う機能です。
AEL AFLボタンには、ISO感度設定
AEL AFLボタンには、ISO感度設定を割り当てます。
ISO感度をオートに設定することもできますが、暗い場所で撮影してブレてしまった時に、すぐにISO感度の数値を変更できるように、ファンクション(Fn)設定に入れています。
ISO感度の数値変更がオートではなく自分でできると、カメラの絞りやシャッタースピードとの関係性が理解しやすくなります。
まとめ
今回は富士フイルムX-E4のファンクション(Fn)設定について解説しました。
ボタン | 撮影メニュー |
Qボタン | クイックメニュー |
Fn | REC 動画レリーズ |
T~Fn1 | フォーカスモード |
T~Fn2 | フィルムシミュレーション |
T~Fn3 | フィルムシミュレーション |
T~Fn4 | 顔検出 ON/OFF |
AELAFL | 感度 |
X-E4は、すでに富士フイルムのカメラを持っていたり、カメラに詳しいユーザー向けに作られているので、自由な設定をカスタマイズできる仕様になっています。
その自由度が高すぎるからこそ、カスタム設定が難しいですが、使いこなすことができれば本当に楽しいカメラです。
カメラの知識がついてきた頃に、ご自身に合ったカスタマイズをしてみてると、富士フイルムX-E4の新たなスゴさに気づかれると思います。
もし、X-E4についてどんなカメラなのか気になる人は、【カメラの持ち出し率が急上昇!?】軽量コンパクトな『FUJIFILM X-E4』毎日持ち歩きたくなる4つの理由という記事を参考にしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!