富士フイルムのミラーレスカメラ【X-E4とX-S10】の2機種を徹底比較!カメラ初心者にオススメなのはコレだ!
- スマホよりも綺麗に撮れるカメラが欲しい
- 初めてのカメラだけど使いこなせるか心配…
富士フイルムのX-E4とX-S10、どちらを買おうか悩んでいる方に向けた記事です。
X-E4とX-S10は富士フイルムのミラーレスカメラの中で主力商品。2022年9月時点、価格.comでミラーレス人気ランキング10位以内の人気モデルです!
両機種を実際に所有してみて、カメラ初心者さんにおおすめのカメラを選んでみました。
先に結論を伝えると、
カメラ初心者さんが購入するなら「FUJIFILM X-S10」がオススメです!
それでは、両機種の違いを紹介しつつ、なぜ「FUJIFILM X-S10」がオススメなのか解説していきます!
そもそも富士フイルムのカメラってどんなカメラがあるんだろう?と気になる方は、こちらの記事【2023年度版】『富士フイルムの人気ミラーレスカメラ徹底比較』を参考にしてください。
「X-E4」と「X-S10」の外観について
まずは、「X-E4」と「X-S10」の外観をそれぞれ見ていきましょう。
X-E4の外観について
「FUJIFILM X-E4」の外観の特徴として、カメラ本体にグリップがありません。
カメラ本体にグリップがないことで、デジカメ並の厚みに仕上がり、携帯性が抜群です。
富士フイルムのコンパクトなレンズとも相性がすごく良い感じ。
操作できるボタンは必要最低限の超シンプルなデザインで、
「使いにくくない?」と思われるかもしれませんが、実際には全く不自由さはありません。
続いて、X-S10の外観を見ていきましょう!
X-S10の外観について
X-S10は現在主流のミラーレスカメラらしいフォルムをしています。
グリップが深いので、望遠ズームレンズなどの重たいレンズを装着しても、長時間の使用も疲れにくいです。
「X-E4」と比べると、操作できるボタンが数多く配置されています。
X-E 4とX-S10の共通しているポイント
上位モデルと同じ『イメージセンサー×画像処理エンジン』採用
上位モデルである「X-T4」にも採用されている『有効約2,610万画素のイメージセンサーと画像処理エンジンの組み合わせ』を、両機種とも採用しています。
18種類のフィルムシミュレーション機能
富士フイルムのミラーレスカメラの特徴といえば『フィルムシミュレーション』です。
フィルムメーカーならではの『色へのこだわり』『フィルム技術』を生かした機能で、多くのフジユーザーが魅了されています。
フィルムシミュレーションを変えるだけで、写真の雰囲気や世界観を変えることができます。
X-E4とX-S10の違いについて
X-E4とX-S10の主な違いは4つです。
- 携帯性の違い
- 手ぶれ補正の違い
- モニターの種類
- カメラの操作方法
- 撮影枚数の違い
持ち運びを優先するなら、X-E4
今までにカメラを10台以上所有してきましたが、X-E4は非常に軽量コンパクトなカメラの部類です。
重量はわずか364gしかなく、持ち運びをしていてカメラが重たく感じることは一切ありません。
X-E4の外付けハンドグリップが気になる方はこちらの記事「【購入レビュー】X-E4用ハンドグリップ『JJC MHG -XE4』|ホールド感UPに効果抜群」を参考にして下さい。
手ぶれ補正機能が欲しいなら、X-S10
X-S10の重さは465gで、X-E4と比較すると携帯性は下がります。
ですが、グリップによるカメラの持ちやすさや大きいレンズとのバランスは、とても良くなります。
X-E4の重量と比べると、重たく感じますが、他のカメラと比較すると、X-S10は十分軽量です!(キヤノンのEOS R7は約612g)
最も大きな違いは『X-S10にはボディ内手ぶれ補正機能がついていること』です。
実際にX-S10で薄暗いところで撮影した写真を拡大しても、ブレがなくなっているので、手ぶれ補正機能の効果は高いです。
X-E4のモニターはチルト式、X-S10のモニターはバリアングル式を採用
X-E4はチルト式モニター採用
X-E4の液晶画面は、チルト式モニターを採用しています。
クルッと180度回転させることができ、自撮り撮影を簡単に行うことができます。
X-S10はバリアングル式モニターを採用
X-S10は液晶画面を自由に動かすことができるバリアングル式モニターを採用しています。
固定式のモニターに慣れている人にとって、バリアングル式モニターは苦手意識があるかもしれませんが、動画撮影では自由にモニターを動かすことができ、便利に感じます。
「X-E4」と「X-S10」の操作性の違い
X-E4の操作はカスタム設定が必須
X-E4には、必要最低限のボタンしかありません。
そのため、撮影前に自分の使用状況や使い方に合わせて、機能をボタンに割り当てる必要があります。
設定をカスタムする必要があることを考えると、カメラ初心者さんには少し扱いづらいカメラです。
どんな感じで設定するのか気になる方は、こちらの記事「富士フイルムX-E4 おすすめカスタム設定【カメラ初心者向け】」を参考にしてみて下さい。
「X-S10」は、オート機能が優秀
一方で、X-S10には、ダイヤルや操作ボタンが数多く配置されているので、直感的な操作が行いやすい特徴があります。
また、オート機能(シーンポジションモード)があり、撮影のシーンや被写体によって、自動で色味を調整してくれる機能が備わっています。
本来、最適な機能を使うには、それなりの知識が必要ですが、『シーンポジションモードがあれば、知識0でも綺麗に撮影することができます』
撮影可能枚数はX-E4:460枚 X-S10:325枚
X-E4とX-S10は、同じタイプのバッテリー(NP-W126S)を使用しています。
- X-E4:460枚
- X-S10:325枚
X-S10の方が撮影枚数が少ないのは、手ぶれ補正機能が付いているからです。
撮影可能枚数に違いはありますが、私の使い方(街のスナップ撮影や子どもの撮影)では、両機種とも半日は1つのバッテリーで十分持ちます。
1日中撮影するときには、どちらの機種も予備バッテリーは必須なので、撮影可能枚数は気にしなくても大丈夫です!
まとめ『カメラ初心者さんには、X-S10がオススメ』
今回の記事では、「X-S10とX-E4の比較」について紹介しました。
- 上位モデルと同じ『イメージセンサー×画像処理エンジン』採用
- 18種類のフィルムシミュレーション
- 高速なAF(ピント合わせ)が可能
共通しているポイントに関して、両機種とも十分すぎる性能を持っています。
X-S10 | X-E4 | |
外観 | ミラーレスカメラらしいフォルム | フィルムカメラ風のフォルム |
撮影可能枚数 | 325枚 | 460枚 |
液晶モニター | バリアングル式 | チルト式 |
手ブレ補正機能 | 有 | 無し |
操作性 | ダイヤルや操作ボタンが多く、オート機能が優れている | 操作できるボタンが限られていて、シンプルな操作ができる |
「操作性のしやすさ」「手ぶれ補正機能付き」「大きなグリップでホールドしやすさ」から、カメラ初心者さんにはX-S10がオススメです!
X-S10とX-E4の作例が気になる方は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
富士フイルムのミラーレスカメラをまとめた記事を書いているので、ぜひカメラ選びの参考にご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。