【購入レビュー】XF23mm F1.4 R LMは使いやすい画角で抜群の描写性能の神レンズ
フジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WRが気になっているけど、10万円を超える価格でなかなか購入に踏み切れない・・・という方は多くいると思います。
私自身も10万円以上のレンズを購入することに対して抵抗がありましたが、購入して実際に使ってみると、後悔は一切なくなりました。
圧倒的な描写性能と綺麗な色味で使用頻度の高い付けっぱなしレンズとして現在使用中。今回の記事では、使っていて感じた良い点、イマイチな点を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
XF23mm F1.4 R LM WRの概要
XF23mm F1.4 R LM WRの外観
XF23mm F1.4 R LM WRのスペック
レンズフィルター | 10群15枚 |
焦点距離 | 23mm |
開放絞り | F 1.4 |
最小絞り | F16 |
最短撮影距離 | 19cm |
最大撮影倍率 | 0.2倍 |
最大径×長さ | 67mm×77.8mm |
重量 | 375g |
フィルターサイズ | 58mm |
XF23mm F1.4 R LM WRの付属品
- レンズフロントキャップ
- レンズリアキャップ
- レンズフード
- ラッピングクロス
XF23mm F1.4 R LM WRの良い点
フジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WRは描写性能が抜群で、色味も濃すぎず、薄すぎずバランスよく、線も細いので文句なしの写りを表現できます。
実際に使ってみて感じた良い点を紹介していきます。
- 扱いやすい画角
- ボケを綺麗に表現できる
- 被写体に寄れるレンズ
- 高性能なAF(オートフォーカス)
- 防塵防滴機能付き
扱いやすい画角
フルサイズ換算35mmなので、使いやすい焦点距離で常用(付けっぱなし)レンズとしてベストな選択です。
ボケを綺麗に表現できる
APS-C規格ですが、F1.4という明るさで十分なボケ感を出すことができます。
前ボケ後ボケのいづれも素直な柔らかいボケをしています。
被写体に寄れるレンズ
最短撮影距離が19cmなので、しっかり近づいて撮影できます。
XF23mm F2 R WRは最短撮影距離22cmなので、3cmしか違いはありませんが、近距離撮影では数値以上に大きな差を感じます。
高性能なAF(オートフォーカス)
AFはスッと高速で合い、拡大してもピントを外すことは少ないです。
X-E4に装着して、同じ焦点距離のXF23mm F2 R WRと比べるとAFの早さ・精度は大きく変わりませんが、X-PRO2に付けるとAFの精度の高さを感じます。
防塵防滴機能
突然雨が降ってきたとしても、防滴性能があるので、カメラを慌ててカバンにしまう必要もありません。
XF23mm F1.4 R LM WRの欠点
値段が高い
10万円を超えるレンズで高額で、なかなか手を出しづらい金額。
ただし、使いこんでいくうちに心境の変化があり「10万円でもバーゲンプライスだ‼︎」と思い始めました。
レンズの作り、写り、AF性能どれを取っても文句なし。
もし予算が許されるなら、いろいろなレンズを購入して回り道するよりも、始めからフジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WRを一本購入することをおすすめします。
もし、富士フイルムのレンズでどれを買おうか迷っている方はこちらの記事「【2022年度版】『富士フイルム Xマウントレンズ』おすすめ10選|作例紹介付き」を参考にしてみてください。
X-E4に装着すると少し大きい
XF18-55よりも若干大きく、コンパクトなミラーレスカメラX-E4に付けると持ちづらさを感じました。
コンパクト性を最優先する際には、200g以上軽い「フジノンレンズ XF23mmF2 R WR」の方が、見た目もXE4とマッチします。
XF23mm F2 R Wが気になる方は、【購入レビュー】XF23mm F2 R WRは軽量コンパクトで旅行から人物撮影まで対応する万能レンズで詳しく紹介しています。
X-PRO2ユーザーにオススメ
X-PRO2ってAFが遅かったり、AFの精度に不満を感じることってありますよね。
実際、パソコンのモニターで撮影データを拡大すると、ピンぼけしていたことも・・・
ところが、フジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WRで撮影したものは、AFのスピードが向上し、ピンボケが改善されているので、X-PRO2に付けて持ち歩くこともあります。
X-PRO2のAFに物足りなさを感じているなら、カメラの買い替えではなくフジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WRを強くおすすめします。
XF23mm F1.4 R LM WRの作例
まとめ
今回は「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WR」についてレビューしました。圧倒的な描写力で、クチコミなどで高評価なことも納得です。
- 扱いやすい画角
- ボケを綺麗に表現できる
- 被写体に寄れるレンズ
- 高性能なAF(オートフォーカス)
- 防塵防滴機能付き
XF23mm F2 R WRでは「近距離の開放F値撮影の描写に不満」「線が太く感じる」など描写性能に満足できない方にとってはベストレンズとなります。
価格は10万円を超えますが、実際に使用してみると値段以上に高性能なレンズです。最新のレンズだけあって、今後高画素化していくカメラボディにも十分耐えれるレンズであることを確信しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!